cado:すべては豊かな空間のために

私たちカドーは、製品を通して豊かな空間を創ります。

永い歴史の中で、人々の生活は変化を繰り返してきました。
とりわけ日本では、戦後から高度成長期を経て今日に至るまで、
劇的な生活の変化とともに豊かさを手に入れてきました。

多くのモノに囲まれ、多くのモノを消費してきました。

「より便利なもの」
「より高価なもの」
「より稀少なもの」
「より独自性のあるもの」

文明の成熟とともに、多様な価値観が産まれ、様々なモノがつくられました。
同時に、多くの人々によって消費が繰り返されてきた時代でもあります。
それは作り手にとって、とても面白い時代であり、興奮の連続でした。

各メーカーが「技術」を凌ぎ合い、便利で使いやすいものを届けてきました。
多くのモノを創ることで、豊かな世界になっていくと信じていた時代です。

しかし、今日おいて豊かさとは、
物質的に満たされることだけをいうのでしょうか。

今、日本は成長期を過ぎ、人口は減少し、景気・経済も低迷するなか、
人とモノとの関係が変わりつつあります。
技術が良いのは当たり前、形が良いのも当たり前の時代。
モノがどのような価値をこの世界に与えるのか、
それがとても重要な時代です。

機能性と美しさの探求は、
私たちカドーに限らず、すべての作り手にとって
当然の命題として課せられてきたものです。
そしてこれからも決して変わることはないでしょう。
一方、これからの時代、作り手に求められるものは、
それだけではいけないと感じています。
物質的には満たされた20世紀。
カドーは、21世紀の作り手として、
今一度、本当に大切なものが何かを考えました。

(技術+美)×心=cado

私たちカドーは、心を大切にします。
圧倒的な技術と美しさ。ここに妥協はありません。
そこに「心」が加わることで、今後のモノ作りの考え方になると信じています。

永い時を超えてもなお、心を揺さぶるモノがあります。
作り手の情熱と息吹を感じることができるモノです。

心とは、作り手のモノに対するこだわりであり、
使い手に対する想いでもあります。

使い手はそのこだわりを感じることで、初めて“応え”、“反応”します。
「永く使いたい」
その為にはどうしたら良いのでしょうか。
「大切にしたい」
「この製品は資源保護の観点からどうなのか」
「メンテナンスはきちんとできるのか」
「健康によいのか」
さらには、「その企業の社会貢献度はどうなのか」。
使い手が、作り手のこだわりを感じることで、
初めてモノと向き合い、深く考え、世界に想いを馳せるのです。
この、考え、想いを馳せることこそ、
これからの時代にとても大切なことだと思うのです。

心あるモノに人は感動します。
心あるモノを人は愛着の対象として大切にします。

技術と美しさを心という力で深化させたモノ。
その存在は、空間に活けられた一輪の花のようです。
空間を支配する強さではなく、寄り添う優しさ。
ただそれがあるだけで、豊かな空間になる、そのような存在。

10年、20年、いや、100年先の未来にも
人々を魅了してやまないプロダクトをつくりたい。
大量生産のモノづくりの中で置き去りにされてきた心を取り戻します。

カドーは、世界に誇れる性能を目指します。
カドーは、普遍的な美しさを目指します。
カドーは、あなたに感動をお届けます。

すべては豊かな空間のために

cado:空間に、品格を。

日常の中心にはないけれど、
凛としたたたずまいで日常に色をそえるものを。

見た目の美しさだけでなく、
技術性能まで美しく設計されたものを。

つまり、空間を支配するのではなく、
これ無くしては豊かな空間が成り立たないものを。

高い技術と、普遍的な美しさ。
このふたつの融合を実現した、cadoというプロダクト。
それは、品格をまとった空間を産み出すための、
常にあなたのそばにいる存在へ。

(技術+美)×品格=cado